■ ID | 396 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 実用性を考慮したTiO2複合材料の作製と有害ガスの除去 |
■ 著者 | 米持真一
Shinichi Yonemochi
埼玉県環境科学国際センター 久保史織 Shiori Kubo 早稲田大学理工学部 名古屋俊士 Toshio Nagoya 早稲田大学理工学部 |
■ 出版元 | 日本労働衛生工学会 |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第44回日本労働衛生工学会・第25回作業環境測定研究発表会、平成16年11月18日 |
■ 抄録・要旨 | 微細突起を有する光触媒複合材料を用いて、窒素酸化物(NOx)除去を行った場合、突起数密度が約1,200個/cm2の試料では、平面試料とほぼ同程度の除去速度しか得られないことが分かった。この原因として、近接する突起による光照射の影により、光が当たらない酸化チタンが非常に多いためと考えられた。また、突起先端部でのみNOx除去が起こっていると仮定して、除去速度を補正することでこれを検証した。光照射効率の改善のため、作製時の磁束密度を低下し、生成する突起数密度を150個/cm2程度に減少させたところ、NOx除去速度は2倍以上に増加した。
また、0.5テスラ程度の磁場は、強力な永久磁石であるネオジウム磁石でも得られるため、これを用いた材料作製を検討した。これにより、作製コストの大幅な低減が可能となった。 |
■ キーワード | 複合めっき、光触媒、酸化チタン、微細突起、ネオジウム磁石、NOx除去 |
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